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天照大神は思春期の娘じゃね [育児よもやま話]

田舎神楽の演目でメインは天岩戸! 

太陽神である天照大神が弟のスサノヲの粗暴や意地悪に頭きて岩屋に引きこもってしまうと、世の中は真っ暗になったという。それで困った八百万の神が岩屋の前に集まり、天照大神に岩屋から御出でになっていただくにはどうしたらいいだろうかと相談をした。そして岩戸の前で踊ったり歌ったりして楽しそうにしていると、きっと天照大神は『あの者たちは何をしているのだろう』とおのぞきになるにちがい考えた。踊りがあまりに面白いので、神様たちも「わっははは」「おっほほほ」と笑ったりつられて踊りだした。岩屋のなかの天照大神は何事がおきたのかと、そっと岩戸をあけて外をご覧になったところを、えいやとこじ開けたという神話ですね。

この神楽を思春期真っ盛り&ギャングエイジな娘たちと見ていて、なんだか同じだなと思ったわけです。

へそ曲げて、フンと子ども部屋に引き籠もる娘たちですが、そうした振る舞いを無視する家族がリビングで楽しそうにしてたり、「アイス食べる~?」って会話が聞こえてきたりするものだから、気になってソワソワしてきて、堪らずにこっそり戻ってきます。そのときの決まり悪そうな顔ったら、親的には可笑しくて可愛くてね。

日本初の引きこもりガールと言われちゃったりしている女神の天照大神ですが、神話の描かれかたから想像すると、社会環境は今とはまったく違うだろうけれど、男女のことや心の揺らぎは同じだなと思うわけです。っていうことは、娘たちのへそ曲がりも伝説級の筋金入りってことになるから、もう諦めて笑うしかありませんね。

 


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