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ソーシャルワーク×ジャーナリズム [とほほ]

明けまして、おめでとうございます。

2016年、はじまりましたね。さあ、がんばろうと意気込むこともなく、淡々と1月1日を過ごしたいと思いました。

医療や福祉職のみなさんにとっては当たり前のことでしょうが、元日は昨日と明日の間にある、いつもの1日です。病棟では、介護施設でも、いつも通りの1日があるわけです。

福祉ジャーナリストも、大晦日に大きなプロジェクトがフィニッシュしたけではないし、今日から新しい自分に変身することもありません。月末に取り組んでいた仕事は、1月にも続くわけです。

昨日の次に今日が来ただけ。正月とか新年に過度な期待はしないことにしました。

昔はハレの日でした。正月にしか食べられない料理とか遊びがあったけれど、今の子どもたちにとって正月の特別感はそれほどないようです。小学校の先生は子どもたちに年始年末で何を思い浮かべるか聞いたところ、クリスマス関連のキーワードばかりが出てきたそうです。正月の重みが薄れています。

そういうわけで、積み重ねてきたことをこれからも続けていきます。そういう思いを新たにしているところです。

昨年から学び始めたソーシャルワークのことは意識して、記事を発信していきたいと考えています。記事を読んだ人が、それをきっかけに行動する。それはソーシャルワーカーたちが取り組んでいる援助業務と似ていることに気づきました。当事者にはならず、クライエントが主体的に判断、行動するためのサポートをすることと、ジャーナリズムの役割は同じです。

読者や社会の抱えている課題、ニーズを読み解くような仕事をしていきたいですね。また社会を動かすようなことも意識していいきたい。ソーシャルワーク的な福祉ジャーナリズムを目指しています。

 


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診療報酬改定と選挙対策 [とほほ]

というわけで来年は選挙イヤー。政治は対策的な動きをしてきましたね。ようするに現金バラマキです。かの金丸時代は候補者が地元で札を撒きまくっていたのは公然の秘密で、地方の飲み屋に行くと、あのころの選挙は面白かったなと、まるでお祭りを懐かしむように話してくれるおじさんたちがいますね。いい時代でした。

さすがに今は、そこまで白昼の買収はできないけれど、こんどは政権党が大っぴらに施策で金をばらまきますね。

ほらきたよ

『低所得年金者に3万円給付へ…対象1000万人』
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20151124-OYT1T50170.html

毎月の保護費に上乗せするとか、子ども一人に毎月給付だとかなら分かるのだけれど、これが社会福祉的にどういった効果があるのかといえば120%意味不明です。

まあ、それが政治なのだと割り切って、酒飲みながら嘲笑していればいいのでしょうが、かなり閉塞している現状では、まったく笑えません。このままでは2020後に日本終了ってことにもなりかねない状況だからね。大学出ても安定した仕事に就けないし、そもそも借金漬けでしょう。奨学金は公的武富士かよってね。巨大堤防、オリンピック、被害広がる原発事故、リニアなどなど。TTP対策バラマキはウルグアイランドのときを思い出してしまいました。

来春の診療報酬改定も、選挙がらみでどうなることやら。いろいろなことが「足踏みしている」といった話を取材先で聞くことが増えています。「継続になりそうだよ」とホッとしながらも複雑な表情をしている理事長さんもいましたね。

師走ですが、年内にしておきたいことが山盛りなので、あと3ヶ月ぐらいは欲しいところですが、政治はいつもにまして先送りってことになっているようで、まあうらやましい限りです。

以上、ぼやきでした。

 


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寝坊娘は、テスト期間が終わると早起きする法則 [とほほ]

どういうこと、なんでしょうかね?

中間考査が明けての朝、まだ暗いうちからモソモソと起きてきたかと思えば、DSを起動するってさ。テスト中は、「眠くて無理っ」となかなか起きてこず、親をやきもきさせてたいたのに、今朝はどうよ。

ただね、テスト期間中におばあちゃんからプレゼントされた新ゲームを自ら封印していたところは、ようやく中学生の気分になったじゃないかと見ていました。

しかしです。テストは勝負もの。取り組み態度よりも、まず結果ですからね。そういって褒めない父さんなのでした。

だってね、褒めちゃうと、承認欲求が刺激されて、共依存につながるじゃないかと思い、頑張ったねとはあまり評価しないようにしています。質の良い反抗的態度=自立を促したいなと思っています。

とはいっても、テストに向かう子どもたちの緊張を、知らず知らずのうちにもらっていたようで、今週はくたびれました。いやね、ほんとうはホッとしたのよね。子どもの前ではそういった表情はしませんけど。


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TSUTAYA図書館がイケてない理由 [とほほ]

というわけで、CCCでTRCがどうしたと、まるでIoTの話をしているかのような記号が飛び交う図書館論争ですが、専門職たる仕事っていうのは判断に迷うケースがあると、倫理綱領であるとか行動規範、そういったところに立ち戻るわけですね。

個別の図書館司書や事業者の主観で取り組んではいけない。そうしないと専門性が損なわれます。専門機関であるがゆえに、すべての取り組みにおいて第三者が再評価できる客観的な根拠が必要なわけです。その根拠こそが倫理綱領のようなものです。そして、あらゆる分野の専門職たちは、ここを自分たちの職能の拠としています。アイデンティティですね。

ユネスコの宣言を読めば、図書館は消費するようなタイプの娯楽サービスではないと分かります。街かど大学のような存在じゃないでしょうか。

出版という営利事業があるなか、図書館の存在理由はこうしたところに求められるわけです。リベラルアーツをストックしている社会的なアセットなのですです。

だから

ベストセラーばかり購入している図書館や、資料の研究を怠っている司書は×じゃないかな。子どものころから図書館大好きっ子なので、今回のような論争はうんざりです。


ユネスコ公共図書館宣言 1994年
http://www.jla.or.jp/library/gudeline/tabid/237/Default.aspx

【公共図書館の使命】

情報、識字、教育および文化に関連した以下の基本的使命を公共図書館サービスの核にしなければならない。
1.幼い時期から子供たちの読書習慣を育成し、それを強化する。
2.あらゆる段階での正規の教育とともに、個人的および自主的な教育を支援する。
3.個人の創造的な発展のための機会を提供する。
4.青少年の想像力と創造性に刺激を与える。
5.文化遺産の認識、芸術、科学的な業績や革新についての理解を促進する。
6.あらゆる公演芸術の文化的表現に接しうるようにする。
7.異文化間の交流を助長し、多様な文化が存立できるようにする。
8.口述による伝承を援助する。
9.市民がいかなる種類の地域情報をも入手できるようにする。
10.地域の企業、協会および利益団体に対して適切な情報サービスを行う。
11.容易に情報を検索し、コンピューターを駆使できるような技能の発達を促す。
12.あらゆる年齢層の人々のための識字活動とその計画を援助し、かつ、それに参加し、必要があれば、こうした活動を発足させる。


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版元が著者に無断で、コピペ出版した!? [とほほ]

著者のblogだから、ほうとうなのかな!?

半年前に出版した本を、同じ出版社がコピペしちゃったという話は、かなり衝撃的な事件です。構成はそのまんま、文末をちょこちょこっと変更して、タイトルは別物にして、それを半額以下でCVS限定でリリースだそうです。

『パクられました 』
http://ameblo.jp/haishi-kaori/entry-12088624695.html

にわかに信じられない話です。かつて韓国、中国、台湾では、こちらかお願いしてないのに翻訳出版してくれてたけれど(怒)、それが国内で。しかもネットじゃなくて、紙で、、、。

先週は「ぎゅうぎゅう焼き」を真似たレシピ本が、恥ずかしすぎる低レベルな仕事だと笑われていたけれど、これは2匹目のドジョウをねっらた話で、これまでもたくさんありました。っていうか、ベストセラーの類似本しか企画が採用にならない出版社もあるくらいで、これはどこの業界でもある仕事のやりかたでしょう。格好良くないが、低リスク低リターンで国債みたいなもの!?

でも、今回の件は別次元のことだねぇ。バイラルメディアもびっくりポンだよ。

昔は口約束で仕事していましたね、この業界は。数百万円以上の仕事でもそうでしたが、今でも口約束を続けているところはほとんどないでしょう。10万円の売り上げでも契約書を取り交わす時代ですからね。少額の取引では正直いうと面倒だけれど、そのくらいコンプライアンスが意識されてきました。

そうすると、こちらも仕事がやりやすかったりします。お互いの責任と義務がすっきりするからねぇ。

著作権のことは、自分の不手際でご迷惑をおかけしたことも、多々あります。許諾をいただいていたつもりが、そうではなかったこととかね。お恥ずかしい限りだけれど、完璧とはほど遠い仕事ぶりです。けれども、この著者の話はぶっ飛びすぎていますね。明日は我が身、約束事はていねいにしていきましょうね。


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まだ東京で消耗しているの~的な話ですが [とほほ]

「過疎地に若者を呼ぶにはまずそれだけのメリットを与えなければならない」という現実 対する画期的な案
http://togetter.com/li/890051

「過疎解消のため地域に若者を呼んだら、何をして欲しいですか?」
「見回り、地域介護、雪かき、消防団への参加」
「それらを全て諦めて下さい」
「なんで!?」
「では逆に、若者に何を与えられますか?」
「豊かな自然と暖かい人間関係」
「もしそれで若者を呼べるなら、過疎は起こりません」 
「若者達もそれぞれの望みがあって移住先を決めます。呼ぼうとするなら、メリットを相手に与え、要求を小さくしなければなりません」
「なんて傲慢なんだ!それなら若者なんて呼ばなくて良い!」
「その通り。我慢して若者を呼ぶか、呼ばずにこのまま過疎になるか、まずはその議論が必要なのです」


この まとめ に反応しちゃいました。

ようするに“してもらう体質”なんだよね。

これは地域おこし協力隊で若者の青春とキャリアを地方が搾取している社会問題とも共通すること。国の予算で将来ある若者を飼い殺しているあれです。

さらにTPPのことで、あのウルグアイラウンドのとき全国の地方が7兆円をもらった件の新バージョンが始まっているでしょう。そういった国の態度が“してもらう体質”、すなわち共依存の強化につながっています。

じゃあ、どうすればいいのだと叱られてしまいますね。

たしかに、政府がお金をばらまくことで、地方に仕事が生まれて、そうしたことで出稼ぎをせず暮らせるようになりました。けれども、そこから先の新たなビジョンが出てこなかったことで、今の“してもらう体質”が当たり前という共依存の状態になっています。

都市にもね、“してもらう体質”がはびこっています。地方とは構造が違うけれど、「過剰な自分勝手さ」や「消費者意識=貧弱な主体性」という、貨幣への共依存が問題化しています。

この膠着した旧時代からバージョンアップするきっかけが、例えば2地域暮らしではないかと思うのですね。

都市と地方の両方に暮らしや仕事の場所と役割を持つの。ようするに、与える人になろうというわけです。

“してもらう体質”のままでは2地域を往き来できません。まず自らが与える人にならなければ、それぞれの場所に居場所をつくれないでしょう。都市や地方から逃げ出すのでも、かつての別荘族のようなお客さんでもないスタイルです。

そうすれば都市や地方というスティグマから自由になれる、そういったノマド的な生き方ができたらいいな。


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辞めないやつだけが生き残れる [とほほ]

『細菌学者のパスツールは「幸運は準備された心を好む」という言葉を残したが、私は「幸運は高い志を好む」という言葉を農家に届けたい。「農業はこうありたい」。その思いが強ければ強いほど、実現する。逆に駄目だと思ってしまえば、その方向に向かう。農の未来に希望を描こう』

そうなのだ。信じる者にこそ、道は拓ける。

農業新聞の記事から抜き書きです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00010001-agrinews-ind

ライター業というちっとも儲からない仕事をしてるけれど、時々さ自分よりも若い人たちから「フリーになりたい」という相談をされたりするの。

彼らは、どうしたらフリーでやっていけるのか? と聞いてくるんだけれど、自分が仕事ができているかは、まったく自信はないが、一つだけ言えることがあります。

どうしてフリーで仕事をしてこれたかだって?

特別な能力があった分けじゃないし、コネもなかったよ。それにたくさんの社員を抱えるような甲斐性もなくって、どちらかといえば情けない部類のほうだろうさ。

けれど、自慢できることがあるとすれば、この仕事を辞めなかったこと。

しつこさだけが自慢です。辞めなかったから、今でもフリーで仕事をしている分けです。

では、なぜ辞めなかったか。

もっと儲かる仕事へ鞍替えするガッツがなかったしね。そういうところはあると思うよ。ただそれと、書くことで伝えたいという意志がぶれなかったことは大きいね。

それにただ闇雲にぼけっとしてるわけじゃなくて、5年後も伝える仕事をするために社会人入学したり、ボランティア活動したりと、そのための備えはぼちぼちやってます。華々しいことを目指してはいないが、いつだって新しい刺激は、貪欲に求めているかな。

というわけで、大村先生のお言葉にはズキュンときましたね。


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おっさんに自由を! [とほほ]

『夫のまさかの退職で、一家の大黒柱に!―小島慶子』からの抜き書き。自己肯定してくれたのでメモ的にね。
http://business.nikkeibp.co.jp/atclcmp/15/072800004/091500003/?P=1

★男の人って50歳という区切りが見えてくると、「僕はこのままこの風景を見続けるのか、これでいいのか……」みたいなことを考えるんですか?

★フリーだからこそ、ある程度のリスクを取りつつも人生を自由にカスタマイズできるという価値を実感しています。

★どう自分を売り物にして、かつ食い物にされずに生き残ろうかっていうことも考えてきた。


そうなんだよね。50歳の壁はそろそろ気になっているのだけれど、自分でカスタマイズできるってことは、最後まで手放せないと思います。わがままで、自分勝手だけれど、ここが決断の一線じゃないだろうか。この自由を守るために今すべきことをする。そういうことを考えて、新しい勉強を始めたり、新しい情報発信をはじめたり、そうやってR50的な環境づくりをしています。


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肥えてますか~っ!!! [とほほ]

でっぷりきてますよ、秋だもの。体重計の数値はそれほど変化していないけれど、体感的な「でっぷり気味」のお腹が危険だとシグナルを発しています。やばいねぇ。

そう思っていたら、加熱調理すると摂取カロリーが増えますよというレポートに目がとまりました。

『加熱で増える食材の実質カロリー』
http://robust-health.jp/article/cat29/mohnishi/000533.php#more

リンク先は米国自然人類学誌に掲載されたマウス実験の論文をレビューした記事です。その内容は、ざっくり言うと、油で加熱調理することによって消化吸収が促進されるため、同じ食材を摂取しても、カロリー摂取量が増える=肥えますよという話です。

ということは、ランチぐらいはサラダのみにしてもいいかなと思うけれど、残念なことに自家菜園のサラダ系野菜は虫食いでほぼ全滅なの。食料は自給自足スタイルだから、畑になければそれまでよ。チーン。

さて人類は加熱調理をすることで食材を柔らかくしたり、保存性を高めたり、負少し痛んだ食材を可食できるようにしたりと、食べる能力を飛躍的に向上させてきました。それは農耕と同じほど、人類発展に貢献したものです。

そして同時に、カロリー摂取がより効率的になったわけです。車で言うと、ハイブリット車になったほど燃費効率とか可食範囲が改善したことでしょう。

でもそれは、食料が不足しており恒常的に飢餓状態であった時代には、燃費が求められたけれど、過食時代今となっては、無駄な高機能ですね。

じつは、こうやって言語化することで、料理が美味しそうに思えなくなる食欲減退の効果を狙ってます、が無理っぽいね。 ボナペティ


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肩寄せ合って生きている [とほほ]

『肩寄せ合って生きているということが、おそらくは、生きものとしては一番大切なことなのだろうと思った。』
https://www.facebook.com/kenichiromogiqualia

茂木健一郎さんのエッセイにでてくる一文だけれど、上手いこと言うなぁ。

そうなんだよね、あいつは敵だとかと、俺たちは仲間じゃないかと、そういった色分けすることが増えているこの頃だけれど、狭い日本で、狭いアジアで、この地球で私たちは肩寄せ合って生きているわけでね。

自分の生まれた1970年の地球人口はわずか37億人でした。それが今や73億人へと倍増しています。まさに肩寄せ合う地球です。

まあ、そんな壮大な話ではなくても、この国のこと、暮らしている街、家族……。そういったメゾ、ミクロのコミュニティでも、肩寄せ合って生きているのだからと考えたいですね。

「私のせいじゃない」「あいつばかり得をしやがって」と眉間にしわ寄せてても、いいことないだろうな。馬の合わない奴とも、けっこう分かり合えるところがあるもんだよ。

TPPは分かり合いすぎているようにも思えますがね。


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