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ようやく進学先が決まり安心したよ [育児よもやま話]

ようやく長女の進学先が決まった。第一志望へギリギリ滑り込めて、それが分かった瞬間に本人は歓喜していた。抽選みたいなものだけれど、これがこれから始まる3年間への意欲へとつながればいいな。

幼なじみはほぼ全員が中高一貫校への進学。そうした中、一人だけ高校受験にチャレンジすることは、最初から覚悟の上のこと。ただ父さんは、絶対評価よりも相対評価が好みだから、進学先が決まったことで、受験生の親モードになってきた。アイデンティティは絶対的な自分の価値軸を信じているけれど、受験などはオンリーワンよりもナンバーワンだよ。そうじゃなければ燃えれません。

ただね受験塾の費用を計算し始めたら、(親の)モチベーションは冷静にクールダウン。先進国のなかで教育費の家計負担割合がずば抜けて高い日本だから、国家予算に占める教育費も乏しい限りだ。

経済協力開発機構(OECD)の調査結果(2013年版)によると、2010年の日本の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は前年と同じ3.6%で、加盟国で比較可能な30カ国中最下位だった。これは社会(国)が次世代育成を軽視している証左でもある。

そうしたマクロの課題は見逃せないけれど、なにより重要なのはミクロの家族ビジョンだ。家族5人のQOLを意識しつつも、娘たちそれぞれについてアセスメントする子ども理解を深めること。それが大事だね。

やりたいことは、何でもさせてあげよう。ただ、やりたいことは自分でしか見つけられない。命がけの情熱で取り組めることを見つけれるまで、親はやきもきしながら待つしかできない。

でも待つだけの親ではつまらない。

そればかりが理由じゃないけれど、父さんもこれから数年、国家資格のために受験勉強することにした。この冬、こっそり資格試験に必要な単位取得のできる学校の入学試験を受けて、合格通知をいただいたので、春から久しぶりに学生だよ。そして娘たちと3人で受験生。誰が最初に合格できるか競争だ。仲良くやろうぜ。


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全国で幼児虐待が連鎖発生!? [育児よもやま話]

とにかく難しい問題です。子どもたちは顔を引きつらせ、泣き叫び、怯えています。

毎年繰り返されている「節分問題」です。鬼の登場する行事について、「日本の伝統行事だ」と肯定的に受け止められず、「子どもを怖がらせる虐待行為ではないか」と心配する人たちも少なからずいます。

たしかに「2月3日は保育園に行きたくない」「翌日は登園を拒む」といった話はよく聞きます。これを微笑ましい子育ての思い出とするか、それとも虐待だと問題視すべきことなのか、議論の結論はでませんね。来年へ持ち越しです。

まあ、程度の問題なんでしょう。

脅かす大人が楽しむのではなくて、1年前は泣きじゃくってた子どもが鬼に立ち向かい、そのたくましくなった姿を悦ぶとか、季節の移ろいを子どもと一緒に感じるといったセンスなのだろうと思います。

保育士さんは節分保育に意味付けしてます。面白半分で行っている分けではなく、子どもの発達に必要なこととして取り組んでいます。

あらゆる意見に対して慎重になると、子どもにとってネガティブなストレスとなりそうなことは排除されてしまいます。例えば運動会で順位を付けないといった、ジョークとしか思えないようなことにつながります。

うちの年長さんは、今朝も鬼にびびってました。お姉さんたちは幼かった頃の節分を覚えているそうです。それが、小さい頃の楽しかった日常の記憶として定着していたら、それは親として嬉しいことだなと思います。


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校長先生が保育園の保護者会にやってきた! [育児よもやま話]

年長さんで最後の保護者会がありました。卒園に向けての話や、子育てWSといったいつもの内容なのだが、新しい試みとして学区の小学校長が招かれ、入学に向けての心構えなどをレクチャーしていきました。

これまでも幼小連携はあったけれど、教育委員会ではない保育所の保護者会に小学校の代表者が出席することは初めてです。運動会や卒園式に来賓として学校関係者は出席しています。しかし今回ほど具体的に関わることはありませんでした。

これも新制度の影響なのでしょう。そして保育内容も小学校入学や幼稚園教育要領を意識しているのだろうという取り組みが目立っています。幼児クラスについてですが、あることに取り組むとして、その目標到達点を保育士が意識しているようなのです。

取り組む環境作りはするけれど、どこまで仕上げるかは子どもたちの意欲次第で、そのことにはこだわらない保育をしていました。それがここまでできるようにしようという目標を子どもたちと保育士が共有するようになり、そうすると例えば劇の完成度も高くなって、保護者としては子どもたちの様子が分かりやすく見えるからいいですね。けれども、子どもたちの主体的な育ちという部分では、プラス面ばかりでじゃありません。大人や社会の都合を押しつけすぎないよう、慎重になることが大切だと思います。

そして幼小連携では、長女が入学したときのショッキングな事件が忘れられません。

入学してすぐの個人面談で、担任の児童理解があまりに浅いものだから、問いただすと、保育所から届いている保育要録(保育所児童保育要録)をまったく読んでいないという。児童理解や家庭理解をどこまで深くできるかで、その後の教育も変わってくるだろうに、その担任は先入観で子どもを見たくないからと要録を無視していました。

スーパー教師ならまだしも、入職数年目の担任ならば、あらゆる手段を尽くして児童理解をしなければならないところ、その努力を怠っていることに呆れてしまいました。

そうした保育所軽視も、保育所と小学校の連携が深まることで解消されるのでしょう。そう期待して、4月を迎えようと思います。


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突然ですが、旅に出ます [育児よもやま話]

冬休みも残りわずかです。もちろん、娘たちのことですよ。そして、代休をいただいてた妻は明日が仕事始め。そういうわけで、子どもたちに明日から何するのと夕食のときに話していたら、どういうロジックだか分かりませんが旅に出ることになったようです。

北海道へ行くという長女(小六)に、「金は出すけれど知恵は出さぬ。自分で調べて行けばいいじゃん」と言い放った父が火に油を注いだことになり、結局は小学生のお姉さん二人旅が決定!! 

行き先は無難に本州となったようです。そしてただ今、大急ぎでパッキング中というわけ。こういうときだけは段取りよろしく仕事も速いからね。ちゃっちゃとipadで現地の天候を調べて、時刻表もチェック済みだとさ。

こうしたところは両親のDNAを引き継いでるな。ちょっと時間ができると、旅に出る癖は今でもあって、そうした性分に娘たちは翻弄されてきたわけです。だから、そうだ旅に出ようと思いついても、それを諦めさせる言葉を持ち合わせておりません。

それに地元が無性につまらなくて、どこか遠くへ行きたいというのは人類の本能的なもので、だからアフリカ大陸より全世界へ旅立ち、そして今、ホモ・サピエンスは宇宙へ出て行こうとしています。そうした一族の娘さんたちだから仕方ないことです。

というわけで、いってらっしゃ~い。

IMG.jpg
※旅人だったころの幻SNAP


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就学前検診 [育児よもやま話]

仕事の手を休めて、就学前健診で地元の小学校へ行ってきました。約160人の幼児とその保護者で控え室となった体育館はいっぱいです。そのなか、半休をとったであろう仕事帰り風のお父さんたちもチラホラいます。

3回目の就学ではじめて健診付き添いだったから、男率が高いのかは分からないけれど、アウェー感で寂しい思いをすることはありませんでした。

SNSでは、「平日にするなんて!」とお怒りの投稿を見かけるけれど、それは大人の勝手が過ぎると思います。子育てケアのことは、とかく大人都合が優先されがちです。意思表示できるのは大人ばかりだもの、子どもの発達はいつの間にか後回しにされてしまうことがあります。例えば、長時間保育を評価するような話がそれですね。大人にとっては、すごくありがたいことだけれど、子どもにしてみたら、それはど~よということです。

すべてが完璧なんてできなくて、親子のことも妥協と調整でバランスしていくわけ。だから、平日の就学前健診に目くじらたててしまう就労環境が許される社会はいかんなと思います。(無理して、仲間やクライアントに負担を強いてても)大切な子どものために半休とれたことの幸せを素直に喜べない気分が漂ってます。

子どもと過ごせる時間は楽しいでしょ。それなのに、「この時間を空けるのに、どれだけ大変だったか、わかるの!」と怒ってしまいます。どうしたって半休がとれなくて、ガッカリしている大勢がいるなかで、自分はここにいれたことは、ほんとに良かったと思います。そう素直に思えるような社会になるといいですね。


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朝ごはん 家族そろってニコニコ食べよう [育児よもやま話]

こどもに食の楽しさを。朝食のお手伝いで食育

 うんうん、うなずきながら記事を読みました。そして……

もう一歩、踏み込んで、「大人が食事を楽しむこと」から始めませんか。調理を楽しんでいますか? 料理と会話、雰囲気(時間)を味わっていますか? 食器洗いを笑顔でしていますか?

大人が食事を楽しんでいれば、子どもはそれに巻き込まれちゃいます。だって、大人は憧れの存在だから、見向きしなかった子も、手伝ってみようかなとなるし、ちょっとユニークな風味の料理を、大人がとびきり旨そうに食べたら、僕も食べるぅ~となるでしょう。

家族揃って朝食を食べましょう。15分早起きすれば、時間に追われずブレックファストを楽しめます。

それが子どもの育ちにどういった刺激を与えるのか、まだ子育て途中だから答えは出てません。それでも、家族を持ってから、全員食にこだわってきたことは、家族の愛着形成につながっていると感じています。まだ一度も経験していないけれど、孤食を嫌がる子どもたちの様子からもそれだけは分かってます。


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自由研究 おわった!? [育児よもやま話]

9月が始まりました。

ということで、父さんライターとしては自由研究の振り返りです。

小六の長女にとっては、小学校でラスト夏休みです。だからって訳じゃなく、毎年そうなのですが、遊びまくり、そして慌てて仕上げる自由研究です。

それでも今年は最高学年の自由研究ですから、そういったレベルのことをしなさいと、言ってしまったおかげで、研究に付き添うことになりました。こんなこと6年間ではじめて。

河川環境がテーマだというから、図書館やネット下調べ。それでも資料が足りないというの、それじゃ専門家のところへヒアリングしにいけばいいじゃんとアドバイス。その専門家がどこにいるかの「あたり」をどうつけるかとか、取材のイロハのイぐらいは教えてあげました。

そしてどういった質問をするのか事前準備して、あれきゃこれやフィールドワークも重ねて、それをもとにレポートを仕上げました。

さらっと書いたが、いろいろな問題やら、物語はありましたが、それはそれとして、

気になったのは「問題意識」の貧弱さです。

記者は記事で自分の主張を展開する訳じゃないけれど、あらゆることに「問題意識」がないと、記事の視点を見いだせないし、相手に聞くべき質問もでてきません。

「本当に、そうなのか」「それって、変じゃないか」「なんで、そうなってるのよ」という自問を常にしています。

その繰り返しの帰着点として、「なぜなら……」という言葉が見えてきます。この「……」が記事なのです。

自由研究のヒアリングも、記者の取材活動と同じだけど、子どもたち問題意識が薄くて、「なんで、そうなっているのよ」というつつき所を見付けるのに苦心してました。

30年前と比べて、学校教科書は分かりやすく編集されており、まるで実用MOOK誌ではないかというできばえです。教師も理解するための道筋をていねいに示してくれます。

だから、情報を整理するようなことはとても得意な子どもたちなのですが、整理した情報から、「なんで、そうなっているのよ」につながりません。調査したり実験の結果を考えて、自分なりの発見ができなければ、まとめをかけないけれど、そこにつまずき、夜中までがんばることになってしまいました。これはテーマに対しての問題意識が薄いからできないことです。

自由研究に付き合ってよかった。気づいてあげるのが遅くなってしまいましたが、これから問題意識を刺激してあげようと思います。


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子育ても、仕事だって、キャベツになれる!? [育児よもやま話]

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勉強でちょっと悩んでいる娘のテストやプリントを一緒に見直してみたら、彼女が頑張っていることや、気持ちばかりが空回りしているポイントが見えてきました。焦らずていねいに寄り添って、道筋をさりげなく示すことが大切だと、改めて思いました。

キャベツだって小さな種を播いて双葉が出てもすぐには育たちませんが、あきらめたころグンと丸く結球します。小さな苗でも大きく丸まるための根を頑張って伸ばしていたけれど、土の中のそれが見えないから育ててる人間は焦っちゃいます。でも、しっかりと根を伸ばせてたら大丈夫。太陽や気温、雨とかの条件がそろったとたん、キャベツはボールになってくれます。子どもだって、きっと同じさ。

思い出したことがあります。「もうひとつのW杯」と呼ばれるINAS-FIDサッカー世界選手権を取材したとき、強豪チームの監督が話していたコーチ術のことです。

知的障がいがあって、集中が続かない、認知に時間がかかるなど、いろんな特徴の選手が集まったチームでしたが、複雑な戦術で相手を圧倒していました。いったどういったトレーングをしているのかと監督インタビューすると、「試合をパートごとに細かく分けて、繰り返し練習するだけさ」と教えてくれました。

そのときの監督は、たいしたことじゃないという雰囲気でしたが、実際は長い忍耐の求められる仕事であると私にも想像できます。ただ時間がかかっても、ていねいに取り組むことで高みに立てるのだとその監督は言ってました。

さて、娘のことです。誰しにも得て不得手があります。そしてそのことは、好きだとかと退屈だということとマッチしないから厄介です。苦手だけど好きなこと、得意だけどあまりやる気のしなこともあるから、心変わりしやすい子どもにじっくり取り組ませるのは、大人都合の無理矢理になってしまいがちです。しかし「できるようになること」は楽しい。これは誰にでも共通することです。だから一度は「できる」を体感してほしいと思います。

そして不得手があれば、先の監督がしたように諦めず、しつこく、ていねいに取り組めば先が拓けるはず。時間はかかっても、「やっぱり楽しかったジャン」と思えたなら、遅れを取り返すことなどは、簡単でしょう。

これは自分にも言い聞かせているエピソードです。

今日から下半期がスタートです。手を抜かず、諦めず、しつこくやっていこうと気合い入れてます。


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食卓は家族のかすがい♪ [育児よもやま話]

家族で揃って朝ごはん、夕ごはん♪

これは親になったとき決めたことの一つです。そのために(というわけだけじゃなけれど)独立してフリーになったしね。

そしてこれを実践するために、...
①子どもはたたき起こします。それで約40分の朝ごはん時間を確保してるの。
②家族の愛着形成を期待しているから、食べながらTVなんて、考えられません。
③配膳とか、家族全員で食事の準備をします。
などをしてるけど、汚い食べ方について怒ったりとか、いちばんお行儀悪のは僕だったりします。

仕事とか学校の都合はあるけれど、ちょっと頑張れば、朝ごはんはみんなで食べられますよ。家族づくりにおすすめです。
ハフポスト1周年イベント「イクメン先進国に学ぶ」 フィンランド・デンマーク・日本のパパが考える「これからの育児」http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/09/ikumen_n_5471140.html?utm_hp_ref=fb&src=sp&comm_ref=false#sb=4875187b=facebook

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学校教育は子どもを見ていない? [育児よもやま話]

 学校公開日に出かけてきました。小1の英語授業に参加したり、長女は1/2成人式で作文を発表するとか、学年ごとのコンサートもあり、学校生活がどれほど楽しいのか、思いっきり感じてきました。


 ただね、気になることがあって、それは授業の取り組みについて説明するプリントです。そこにはカリキュラムにおける目標と、授業の工夫が書かれているのだけれど、そこには、とても重要な視点が抜け落ちていました。


 子ども(たち)や学級、学年、学校、家庭、地域の課題や意欲(子どもに寄り添う意識)についてのアセスメント(評価分析)がないのです。それぞせずして、授業の工夫だとか目標が設定されています。


 そもそも、アセスメントなくして、工夫や目標設定はできないはずです。ということは、教師や学校、文科省がやりたいカリキュラムがあって、それを一方的に子どもたちへ伝達するというやり方になっているのでしょう。


 実際には、優れた教師たちは子どもたちや学級、家庭などについて十分にアセスメントしています。ただ、普通の教師たちは、その視点が欠如しているから、子どもに対して、一方的な関わり方をしています。それはとても浅い関係で、教師と子どもの深い愛着形成にならないから、運が悪いと学級崩壊となってしまいます。


 だたい、このやり方では子どものアカデミックな威力は損なわれ、教養という教育の目的を果たせません。


 この点、一部の私学では対応できているのでしょうか? いやいや「うちのやり方はこうです。いやなら退学しなさい」的な話をよく聞きますから、公立と同じような問題を抱えていると思います。


 教師のやり方を押しつける、究極の方法が体罰です。一方的な暴力によって、子どもをコントロールしようというのです。


 社会がまだ豊かじゃなくて、保護者や地域の価値観がある程度一様であったときは、そうした大雑把なやり方も許容されていましたが、ここまで多様な価値観であふれる社会になった今、一方的な教育方法は通用しません。


 ずっと気になっていたことですが、このままではいかんなと、改めて思いました。

……とは言っても、親としてそれが十分にできているのか、いや問題の方が多いでしょと自戒を込めて


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