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化学調味料が美味しい!? [育児よもやま話]

味の素に対する思いこみをこのエントリーで溶かしてみせる
http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=19553

個人のブログだと思いますが、食育にも関係しているもう一つの仕事で気になっている話題ということで書いてみましょう。

騙されそうな記事ですが、味の素=毒っていう口コミの反論としては及第点でしょう。そもそも味の素が毒というのはデマです。大学では発酵や食品を専攻せいていたけれど、学卒の乏しい知識でも断言できます。

けれども、自分で化学調味料は一切使わないけれど、それは身体に悪いからではありません。美味しくないので使わないだけのことです。

リンク先と期待してる旨さが違うようですね。高糖度トマトを美味いとするか、甘いだけで物足りないと思うか。そういった食スタイルのことだと思います。

旨さの要素は複雑です。味の素は旨いけれど、単一すぎて味としては面白みがありません。食塩はしょっぱいけれど、値段のお高い塩には旨味を感じるのと同じことでです。微少な成分が無数に関わりながら、旨さは引き出されます。大学で教授は、旨さ成分をすべて定量することはできないと話していました。それだけ多数の成分が複雑に関係しているのです。

鰹節と昆布は、それぞれ単体よりも合わさる方が旨いというのは料理をする方にとっては常識のことだと思います。「1+1=2」とはならず、「1+1=3(+α)」というのが料理の旨さなのです。

そう考えたとき、味の素を使うような調理方法は旨さの質として高くなさそうです。それに低質な食材で旨味不足を調味料で補うように誤魔化しているかもしれません。

子どもの食事としてみると、単一よりも複雑な刺激を提供した方が味覚は発達します。味の素の単一で強い刺激に麻痺せず、旨味の深さを関知できるようになるでしょう。

そう考えると、食品としての味の素は無害だけれど、子どもの育ちには有益ではないと考えています。それに旨くないから使いません。

ここでは固有の商品名を出したけれど、食塩や砂糖、サラダ油など、有益でないことで似ているものは身の回りにたくさんあります。

ただそれらを使わないような食事を準備するのはとても手間と時間がかかるし、工夫しないとコストもかかってきます。

暮らしの根幹は食だとはいっても、そのほかにたくさんの事情を抱えているわけで、そこは親のスタイルとしてチョイスすることが必要だと思います。


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